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2004年 09月 04日
旅行のつづき。
8月24日(火) 晴れ なんかうるさい。 誰かがごそごそ動いて何か言ってる。 朝4時、妙に目覚めのよい伊藤氏に 「イカ釣り漁船が見える」 と起こされる。 おおぴらくんと伊藤氏がまだ真っ暗の中お散歩に行く。 非常に目覚めの悪いあたしはゴロゴロしてる。 朝5時から砂浜で遊ぶ。 なぜか幅跳びをしている男2人。 そしてなぜか水着のあたし。 砂浜にはちっちゃい穴がポツポツある。 カニさん宅の玄関らしい。 当たり前のようにほじくり返す。 でっかい穴を掘り、その中に カニさんを放り込む。 カニさんははさみを使って 横穴を掘り脱出計画を計る。 それをまた引きずり出し、 横穴は埋める。 それを見て無邪気に笑うあたし。 カニさん「人間って怖いのね」 朝ごはんはおにぎり。 朝から「カレーかピラフ」は無理。 朝のお散歩。 砂浜に点在する屋外展示を見る。 変なのがいっぱいあった。 でっかい3枚の板が立ってて、 軽い金属でできてる。 押すと動く。 下に蝶番がついてた。 何の意味があるのか。 あとでっかい丸が二つ。 とりあえず押す。 動かないので上る。 おおぴらくんははしゃぎすぎて ひざにアオタンをつくる。 これつくった人も、 まさかケガ人がでるとは 思いもよらなかったろうに。 屋外浴場もあった。 ベネッセで予約すると入れるらしい。 砂浜で湧き水発見。 冷たくてきもちい。 アートって アートとかってよくわかんない。 ってのが本心。 だから浜辺にある作品見ても でっけー、とか まるいなー、とか しか思えなかった。 でも、直島に来て思ったのは、 よくわかんないながらも 見ることが大切なのかなと。 まあ、孤島だし。やることないし。見るっきゃないんだけど。 別にこれ見たからって人生変わるわけじゃないけど、 日常から離れて、アートってやつをぼけーっと見るってのがなんかいいのかな。と。 基本的にはあたしにとっては、遊具だったけど。 お散歩から帰り、荷造り。 そのとき、朝遊んだ水着を水洗いし、 干そうとしてしぼったまま、 お風呂場に放置していたことに気づく。 うーん、ぬれてる。 仕方ないから、ビニール袋に入れて カバンに放り込む。 つつじ荘に別れを告げ、 家プロジェクトへ。 本村港まではバスで移動。 折りよくバスがすぐに来る。 家プロジェクトは10時から開館。 10時前に付近に着。 どの辺かなー、とキョロキョロしてると、 後ろで「すいませーん」と 気配のないタバコ屋に声をかける兄ちゃん発見。 しつこく呼ぶと中からおばちゃんが。 煙草ほしいなら自販機で買えばいいのに。 と思ってたら、 「家プロジェクトのチケットください」 え?なんだって? なんか秘密の販売所みたいでいいな。 真似してチケット購入。 ちょうどカメラの電池がなかったので 「電池ありますか?」 と聞くと、 「この辺には売ってないのよねー」 と。 え、まさか電池は島出ないと買えないの? すげえ、さすが離島。 家プロジェクト、一発目は角屋。 人がいないので勝手に入る。 直後、 「すいません、10時からなんですけど」 と少々キレ気味でお姉さんに怒られる。 すいません。 中は真っ暗。 土間をあがったところに 水が溜めてあって、 その中に数字が点滅。 宮島達男氏作。 島民、しかも老若男女を集め それぞれの時間を設定させたらしい。 きれい。 伊藤氏が釣りする真似をするなど 散々はしゃいで騒いだ挙句、 人がポツポツ入ってきたので 退散。 次は護王神社。 新建築に載ってたなあ、と思い 確か地下には入れるんだよねー と話していると、 「中へ入れるのは11時からです」 と掃き掃除していたお兄さんに言われる。 仕方ないので、ぎんざに向かう。 途中「蚊が追いかけてくる」と 伊藤氏発狂。 ダッシュで階段を駆け下りる。 あたしはと言うと、 蚊は追ってこないが 足場が悪く転がりそうになる。 一人遅れて うんしょうんしょ、と階段を下りる。 まってくれー、と叫ぶ。 手に持っていた靴袋を 「カバンに入れてあげるよ」 おおぴらくんの優しい一言。 途中かわいい表札発見。 プレートがゆるくカーブ。 そこに名字が。 書いてあるんじゃなく くりぬいてあるから、 影が壁にうつる。 かわいい。 あとで調べたらこれが屋号ってやつらしい。 ぎんざ着。 入口が妙に狭い。 敷地に入るとおばちゃんが2人。 こちらも掃き掃除。 こんにちはー、と明るく挨拶。 さて、これはどこから入るのかなと キョロキョロしてたら 「予約はしてたの?」 とおばちゃん。 そう、ぎんざはベネッセに予約しないと はいれないんですー。 んなこと知らん。 入れてくれとねばったが、 鍵がないし、 こればっかりは絶対入れられない、と。 「絶対」といわれ、諦める。 「絶対」という言葉には 人を諦めさせる偉大なパワーがあるなと 感心する。 みなさん、注意しましょう。 でもまあ、来て間もないけど いいとこだし、 もう一回来たいし、 そのときのお楽しみにしよう。 おばちゃんから、 近くのおうちに素敵なお庭があると 超レアな情報をもらう。 玄関付近でウロウロしてると 「入ってきなよ」 と中からおじちゃんの声。 お庭を縁側に座って見せてもらう。 「安藤さんは・・・」 「安藤さんは・・・」 と繰り返し会話に安藤氏が登場。 氏の知名度にびびる。 直島に関するものだけでなく、 淡路の話もでる。 実は旅行に出る前に母に 「直島ってとこに安藤さんの美術館できたって」 といわれた。 埼玉の主婦にまで知られているとは、 とびびったが。 安藤忠雄すげえ。 人の良いおじさんたちに別れを告げ 南寺へ。 タレルっすよ、タレル。 去年、新潟にある「光の館」では 泊まったにもかかわらず 日の入りは雨に泣かされ、 日の出は睡魔に泣かされ、 タレルを堪能してないので 気合入れて中に入る。 く、くらい。 なんも見えん。 実は暗所恐怖症。 暗いところに閉じ込められて 泡吹いたこともある。 うう、こわい。 伊藤氏のTシャツを 離すもんかと 握り締め中へ入る。 中に入る前、おじちゃんに 「壁つたって、右側に座って」 と言われたが、 座るものが見えねえっつーの。 と、伊藤氏から驚愕の一言。 「ぼく、もう見えるかも」 ええっ? あなた人間? おじちゃんは、じーっとしてると見えるよ。 って、言ってたじゃない。 入ったときから見えるって、 おかしいでしょ。 早くも目がなれた伊藤氏は おおぴらくんにこっそり近づき 驚かすという芸当まで披露。 あんた、やっぱりすごいわ。 と、しばらくすると 自分の目が開いてるのか閉じてるのか わかんない状況から脱出。 目の前にぼわーんと白い四角が。 「あー、見えてきたー」 と同時に 内部をうろうろしてみる。 その間、新米がぞくぞく入る。 「げー、なんにも見えねーよー」 ふふふ、そのうち見えるわよ。 新米に席を譲る余裕ができたので 退室。 途中、被らず手に持っていた帽子が濡れている。 なんじゃ、と見ると、 飲んだ野菜ジュースの空パックから 少量のジュースがこぼれ、帽子に付着。 シミになっちゃう。 さて、最後の護王神社。 伊藤氏は再度蚊と格闘。 あたしは階段と格闘。 庭を見せてくれたおじさんに あの神社は神主泣かせと聞かされる。 そりゃ、階段、ガラスだからね。 すべるよね、足袋じゃ。 地下はとっても狭くて長い入口を通った先にある。 小太りの人は横になんなきゃ入れない。 3人とも無事に前を向いたまま中へ。 日の光がたりないせいか、 日の角度が悪いのか、 ガラスの階段を通した光は マックスの状態じゃなかったと思う。 尋常じゃない伊藤氏は最初から よく見えていたらしいが、 あたしとおおぴらくんは 目が慣れるまで多少時間がかかる。 そろそろ出るかとまた狭い通路と通る。 細長く区切られた外の景色は なんかきれい。 だんだん景色は大きくなる。 お外ではおにいさんがまだ掃き掃除。 みてると、でっかい白い石をどけてから その下にある枯葉を掃きだしてる。 おお、あたしには絶対できないです。 腹減った。 家プロジェクトも堪能したので いざ高松へ。 の前に腹ごしらえ。 時計は12時少し前。 本村港発のフェリーは1時なので ごはん屋をさがすが、 なんもない。 港をウロウロしていると 第一釣人発見。 ごはん屋情報を聞くことに。 おにいさんはちょうどフグを釣ってしまい ハリをとっているところだった。 フグはガソリンスタンドのおやじにあげるらしい。 わかっちゃいたけど、 この辺にはごはん屋はないらしい。 宮浦まで行けばなんとかなるらしい。 まあ、宮浦からも12時45分のフェリーがあるから そっちで行くかとバス停に向かおうとすると、 「港まで(車で)乗っけてってあげるよ」 と一言。 いやあ、それは悪いっすよー、 なんていってると ちょうど釣エサもないし、と。 人間のご飯はおろか お魚さんのご飯も この辺には売ってないのか。 恐るべし、離島。 ご飯は島の名物とかじゃなくていいんでしょ? と聞かれ、 はい、安けりゃ安いほうが、と答えると、 福祉センターなら500円で食えると またも情報ゲット。 しかもなんと福祉センターまで つれてってくれた。 この島の人たちはなんてあったかいんだ。 それに比べて、都会の冷たさときたら・・・。 が、住んでる人には それなりにいやなとこもあるみたい。 車に揺られ、 福祉センター着。 お兄さんの正体は、郵便屋さん。 手紙だけじゃなく、人も運んじゃいましたね。 うぷぷ。 写真は直島郵便局止で送ると約束。 いまだに果たしてません。 必ず送ります。 福祉センターで しょうが焼き ハンバーグ カツカレー とまったく海の幸に関係ないものを食べる。 それと、野菜ジュースにまみれた帽子を洗う。 福祉センターから宮浦港までは歩いて移動。 日差しを受けつつテクテク歩く。 宮浦港にて切符を買う。 直島とはもうお別れ。 また、来るからね。 とフェリーに乗り込む。 PM12:45 宮浦港発 いざ、高松編へ。
by rieic
| 2004-09-04 14:21
| 旅行
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